■電子透かしを利用したデジタルサイネージ
デジタルサイネージの可能性を広げる映像処理技術の展示では、コマーシャル映像に電子透かしを埋め込むデモが行われた。15秒のコマーシャル映像に電子透かしとして数十ビットのIDを埋め込み、デジタルサイネージのディスプレー上に再生する。その映像を、ユーザーがアンドロイド端末の専用アプリケーションで撮影すると、コマーシャル映像に埋め込まれたIDをアプリケーションが認識し、IDをURLに変換、端末上にウェブの関連情報を提示する。特徴は、IDをフレーム単位で埋め込むことができる点にあり、これによって映像の内容に合わせた商品の説明や、クーポンの提供など情報提示が可能となる。
電子透かしはやっぱり、著作権保護より、サブチャネルとしての利用に価値があるような気がしている。
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↑これがどうかはわからないけど、マーカーレスARの場合は、画像の特徴点なんかをDBに保存しておいて、カメラで取った画像とDBの画像のマッチングで実装される場合が多い。一方、電子透かしでIDを埋め込んでおけば、DBとか、マッチングの時間を気にしないで実装できる。