Lytroで銀座をとってみた

普段撮りに使えるか、Lytroと銀座をぷらぷら。

やっぱり、ちょっと画質的には厳しいなぁ、という印象。

その他にもいろいろ撮りましたので、見てみてください。

https://pictures.lytro.com/lytrouser-08847808645415/stories/15008

使い込んできた感想。

  • 画質はサンプルを参照。あまり期待しないほうが良い。
  • 電池は結構持つ。
  • ズームは光学式のようで、きれい。
  • ズームのスイッチがシャッターの手前にあるので、つい触ってしまう。
  • ソフトウェアが結構不安定。たまに落ちる。
  • ピントを考えなくていいので、バシャバシャ取れる。これは本当に強力。例えば、子供の笑った一瞬の顔を逃すことがない。クリエーティブモードの場合はピントを合わせることが必要だからこの限りではないけど。
  • カメラ自体の形も結構撮影しやすい。でも、この形にできるのはピントを合わせなくていいからかな。四角柱をグッと握って写真を撮る感じ。
  • レンズの蓋は最悪だ。ポケットのなかで簡単に外れる。

カメラのパラダイムシフトーLytro入手。

紆余曲折ありましたが、本日Lytroが届きました。

(現在はアメリカのみでの販売ですが、個人的に輸入しました。)

まずは開封の儀。Flickrのスライドショーでどうぞ。フルスクリーンにして、「Show Info」をクリックすると、説明文も見られますので。

作例を少し。

照明をとってみた。明るいのは不得意なようだ。真っ黒。

クリエーティブモード。極マクロ撮影。

LytroとMacを接続すると、初回はFinderが開いて、Lytroのアプリケーションが表示される。特にダウンロードとかは必要ない。

Lytro Camera
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インストール完了。Lytroを繋ぎ直せ、と促される。

Lytro desktop 306E30A430F330B930C830FC30EB
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初回起動時はこんなのが出た。結構時間がかかる。5分くらい。

Lytro
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LytroからMacへのインポートはすぐに終わる。削除していいか?って聞かれているところ。インポートの後、そこからの計算に時間がかかる。1枚1分くらい。CPUがブン回る。超解像あたりの処理をしているのかと。

Lytro
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写真をLytroのサーバーにアップロードする場合は、サインインが必要。FacebookのアカウントでもOK。なぜか、このアプリでは写真がちっちゃくしか表示されない謎な仕様なので、アップロードはほぼ必須。

Lytro
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shareボタンを押すと、アップロードが始まる。LytroサーバーとFacebookには、アプリから直接投稿できる。

Lytro
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LytroサーバーのWeb管理画面。パーミッションなんかが設定できる。flickrでいう、セット見たいのが設定できるらしい。Lytro用語でストーリーという。

Lytro - Hideaki
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撮った写真の情報なんかも見られる。

Lytro
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JPEGへのエキスポートも可能。1080×1080で出力される。

Lytro
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Lytroで撮った写真は/Users/*****/Pictures/Lytro.lytrolib に収められます。結構なサイズを取るので、NASなんかに収めたい場合は、リンクを貼るといいでしょう。

#ln -s  /Volumes/NASのリンク先/Lytro/Lytro.lytrolib /Users/*****/Pictures/Lytro.lytrolib

いいところ、もう少しなところをまとめてみます。

いいところ

  • 起動が早い。1秒くらい。
  • なんといっても、ピントを合わす必要が無いので、すぐ撮れる。起動が早いのと合わせると、これは強力な武器。
  • 結構小さくて、ボディも重量感があり、撮影しやすい。
  • 操作はほぼ、シャッターを押すだけ。誰でも使えそう。
  • 画質も(この仕組みを考えると)そこそこ良い。
  • ソフトウェアの作りは結構いい。
  • HTML5対応なので、iPhone/iPadでも再生できる。

もう少しなところ

  • ズームしづらい。少なくともコツがいる。
  • クリエーティブモードがちょっとわかりづらい。これもコツがいる。
  • 液晶の質が悪い。
  • ソフトウェアが重たい。アップロードしないと、大きな写真が見られない。

仕組みを考えると、画質は悪くて当たり前。私の推測や、色々と調べたところだと、マイクロレンズアレイを利用して、328×328の視点がすこしずつ違う画像を、100枚撮る。それを重ね合わせて任意の部分にピントを合わせる。重ねあわせた画像はやっぱり328×328なので、それをやっぱり100枚の画像を利用して超解像でほぼ3 x 3倍の解像度(1080 x 1080)に無理やり合成しているのだと思われる。(ちょっと語弊がある言い方かもしれないし、憶測も入っている。)

Light Fieldを記録できているのであれば、あとはソフトウェアによる計算で、3Dや、視点移動、全焦点画像(全てにピントがあっている画像)への拡張も可能なのではないか。動画も撮れる?今後のソフトウェアやファームウエアのアップデートに期待ですね。

画質を上げるには今のところ、超解像あたりの計算方式を変える以外に、センサー(の解像度)を大きくしないといけないけど、これはしばらく難しいんでないかなぁ。

以上、レビューでした。

Reverse Engineering the Lytro .LFP File Format | eclecticc

最近Lytroの話題ばかりですが。

世の中には気の早い人もいるようで、早速Lytroの .lfpファイルの解析をやっている人がいます。

The table of contents in the raw .lfp files gives away most of the camera’s secrets.  It contains a bunch of useful metadata and calibration data like the focal length, sensor temperature, exposure length, and zoom length.  It also gives away the fact that the camera contains a 3 axis accelerometer, storing the orientation of the camera with respect to gravity in each image.   The physical sensor is 3280 by 3280 pixels, and the raw file just contains a BGGR Bayer array of it at 12 bits per pixel.  

via eclecti.cc

物理センサーは3280×3280 pixelで、RAWデータはBGGRのBayer array、12 bits per pixelとのこと。BGGRのBayer arrayとは、ここをご覧下さい。

…と書きましたがいまいちよくわからない。やっぱりここの論文を読むしかないのか。しかし、こんな論文を書けるなんてすごいなぁ。

Lytro 出荷開始!

ついに出荷を開始したようです。

ここに、Lytroの詳細が明らかになっています。気になった部分を箇条書き。

Everyday ModeとCreative Mode。

撮影モード。これくらいしか撮影モードがないみたい。単純。

Everyday Modeは通常撮影用で、3倍ズームまで。

Creative Modeは、極端なマクロ撮影、背景をぼかしたい、8倍ズームまで使用したい場合に使う。手動でどこにピントを合わせるか、とか、8倍ズームの時は一番近い被写体と一番遠い被写体の真ん中あたりを指定するらしい。

Macのみ対応の対応ソフト

FacebookやTwitterに連携したり、Lytroが用意しているサーバーに公開したりできる。ブログに貼りたい時は、Lytroに登録後、<iframe>のコードをコピペすればOK。

JPEGへのエクスポートだが、これは残念。1080×1080。だいたい1メガピクセルのカメラ、ってこと。まぁしょうがないか。

将来的には

Windows対応。Light fieldにフィルタをかけることが出来る。3D対応。特に3Dは、要するにこのカメラ、Kinectみたいに、ピクセルごとの距離を持ってる、ってことだから、3Dはもちろん狙ってくるところだろう。3DTVで表示を目指すとのこと。

さて、どう使おう

普通のカメラとはだいぶ違うカメラ。構図を色々考えてしまいそうだけど、ピントを考えなくて済む分、気軽に取れるのか。

 

 

ビッグデータ ビジネスの時代

最近「ビッグデータ」っていう言葉をよく聞くので、タイトルのような本を買ってみた。

ビッグデータとは「高解像」「高頻度」「多用」の性質を持つデータ群のことのようだ。簡単にいえば、「データは必要なモノは何でも集めて、後で色々やってみよう」ということ。グーグルストリートビューとかがビッグデータにあたる。もっとも、グーグルが「ビッグデータ」を意識してやっているわけではなく、彼らの考えを実行したら、結果的に「ビッグデータ」のような性質を持つものになったんだろう。

名前はどうでもいいけど、「高解像」「高頻度」「多用」の性質を持つデータ、というのは面白そうだ。本の中で紹介されているような、大きなビジョンでビジネス化するのもいいけど、例えば、生まれてから死ぬまで、音声や画像をとっておく、とか、毎日の食事を記録する、とか個人的なレベルでもいい。デバイスでもその傾向は見られる。jawboneのUPとか、Lytroなんかも「高解像」「高頻度」「多用」の性質を持つデータと言えるのではないか。

これからはデータを「全部持ち」。削除なんていらなくなってくるんじゃないかな。不要なデータなんて無いのだ、って時代が来るか。