OSのインストール

OSは、今回は手軽さを考えてFedore Core 5を利用しました。もっとも、今回参考にさせていただいたネットワークマガジン2006年5月号がFedora Core 5だったって言うのもあるのですが。

それはともかく、Gentoo
Linuxと違って気をつけなくてはならない点は、「インストールが簡単=オートメーション=ブラックボックス化してしまう」ということです。サーバや
ルータは「必要なものはインストールしない」「インストールされているものが自分でわかっている」というのが、セキュリティホールを作らないうえで重要だ
からです。ですので、いくらインストールが簡単といっても気をつけなくてはならないいくつかの点がありますので述べていきます。

「ネットワークデバイス」では

NIC3枚挿しの場合、ちゃんと認識されていればeth0~eth2が表示されているはずです。とりあえずここでは「起動時にアクティブ」のチェックをはずし、起動時にはアクティブにしないようにします。

「Fedora Core のデフォルトのインストールは・・・」では

「必要のないものはインストールしない」という観点からはとりあえず「オフィスとプロダクティビティ」をチェックし、「即時カスタマイズ」をチェッ
クすることで、必要のあるもの、ないものを自分でカスタマイズ可能です。今回必要なものは「iptables」ぐらいなものです。時間がある方はこの部分
をしっかり閲覧して、どのようなものがインストールされるかをチェックしてください。面倒くさい方はある程度お任せでもいいかもしれませんが・・・。

「ファイアウォール」では

「Enabled」になっていることを確認し、すべての「Trusted Services」からチェックをはずします。

「システムユーザー」では

「root」以外のユーザを作ったほうがいいでしょう。作業用ユーザをお好みで作成してください。

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