MONOに行って来ました

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お台場・テレコムセンター内に設立されたMONOで開催された、3Dモデリングとものづくりに関するワークショップに参加してきました。

MONOは、

3Dプリンタをはじめモノづくりで起業するために必要な設備や起業家向けイベントを通して、技術とビジネスの知識を深め、入居者同士の密なコミュニケーションや情報共有が常に可能なMONOづくりのスタートアップ総合プラットフォームを目指します。

という場所です。

このワークショップでは、Autodesk社の123D Designなどのソフトを使用して3Dモデリングをするための基本的な操作方法を学べたほか、MONOにあるレーザーカッター、3Dプリンタなどの見学ができました。

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レーザーカッター出力中… 

 

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123D Designで作成したロケットを123D Makeに食わせるとこうなる。

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3Dプリンタ。3素材で造形できる。3素材造形対応が1台、2素材造形が2台ある。

研修がてら、色々とお聞きして来ました。

  • 工作機械を個人で使う場合は、あらかじめ電話して機器をおさえておく。数時間単位で専有しないといけないため。
  • ?月(何月までか忘れました)くらいまでは工作機械の使用料はただ。ただし、ほぼすべて自力でやらないといけない。
  • 3Dプリンターについては、材料費が1g30円かかる。小さいフィギュア作るのに2~300gぐらい使うので、なるべく少ない材料でできるように設計が必要というところ。
  • 3Dプリンターに食わすデータはSTLファイル形式。これを、3Dプリンター付属のソフトに食わせる。
  • レーザーカッターを使うには、例えば123d designで作成したモデルを123d makeで平面(図面)に展開した後(このソフトがとても面白い)、pdfやepsで出力、これをイラレなんかに食わせる。そこで赤い線は紙貫通、緑の線は焼き付ける、というように約束事の通りに図面の線の色を変える。そのあと、レーザーカッターに付属のアプリに食わせる。
  • MONO1日体験は基本料2000円。

とりあえず123d designとかmake使ってみると面白いです。あと3Dスキャナもどきの123d catchってやつもあって、これも面白そうです。全て無料。

日比谷線直通、ありがとう。

今日で東横線と日比谷線直通が終わります。

私が上京して、10年間、毎日のように通勤で乗っていた日比谷線直通です。

あるときは、仕事を支えてくれました。
あるときは、二日酔いで寝ている私を会社まで運んでくれました。
あるときは、プログラムや論文を書くための書斎でした。
あるときは、ぼーっとくだらない事や真剣な悩みについて考える時間をくれました。
あるときは、読みたい本を読ませてくれました。

自宅から会社までの貴重な45分の時間を用意してくれました。これも今日で終わります。中目黒で思考が一度途切れるのは、私にとっては大変な損失です。さぁ、これからどうしようかな。

Raspberry Piで作る動画中継ラジコン・カーの製作(3)–ソフトウエア

本日はRaspberry Piにインストールする環境についてご紹介します。

無線LANドライバ

Interfaceでは無線LANドライバのインストールについて紹介されていますが、私が使用した無線LANドングルは特にインストールは必要ありませんでした。現在すでに無線LAN環境が動作している場合は必要ありません。

MJPG-streamer

こちらについては、紹介されているように、まずはsubversion, libjpeg-dev, imagemagickをapt-getでインストールした後、subversionを使用して、MJPG-streamerをインストールします。

MJPG-streamerの起動コマンドですが、紹介されているままでは動作しませんでした。

sudo ./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -f 10 -r 320x240 -d /dev/video0 -y" -o "./output_http.so -w ./www -p 8080"

と、-yオプションをつけると、色々とエラーが出力されますが動作するようになりました。

Python GPIOライブラリ

Interfaceで紹介されている方法でもいいかもしれませんが、私はRaspberry Pi Spyを参照してインストールしました。こちらのほうが順当なインストール方法な気がしています。これで問題なく動作していています。

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ここまで準備出来れば、プログラムについては、Interfaceで提供されているものがほぼそのまま動作します。stream.sh内のMJPG-streamer起動のコマンドで、上記で紹介したとおり、-yコマンドを追加するのをお忘れなく。

Raspberry Piで作る動画中継ラジコン・カーの製作(2)–電子回路の作成

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今回は電子回路の作成です。今回作成する回路図は下記のものです。これは、Interface 2012年12月号 p.93の図に、手書きしたものをスキャナーで取り込んだものです。

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これをまず、ブレッドボード上で仮組みして動作を確認した後、ユニバーサル基板へ実装(ハンダ付け)していきます。

上記の回路図でうまく行かなかった点は手書きしてある部分です。TA7291のVs(モーター用電源)にはVccを接続しました。TA7805から伸びている端子を、Raspberry PiのPIN2に挿すと確かにRaspberry Piが起動しました。…が、動作がとても不安定でしたので、携帯電話の充電池(eneloop)で代替することとしました。

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作成した基板を上から撮ったものです。配置がうまくなく、ジャンパー線が張り巡らされています。GNDの取り回しなど、いろいろ考えてから組んだほうがいいですね…。

真ん中の2つの黒い棒のようにみえるのがTA7291です。上部の白と青の線がモーターにつながっていて、TA7291からの指示をモーターに伝えます。手前の白、緑、橙、灰の先がRaspberry Piに接続、中央を走る黒い平行線はUSBハブに電源を供給しています。この線は、USBハブに付属してきたアダプターの線を切って加工しました。

次回はRaspberry Pi側の設定をご紹介します。

Raspberry Piで作る動画中継ラジコン・カーの製作(1)–材料を揃える

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Interface 2012/12月号(CQ出版社)で書かれている「スマホでササッ!動画中継ラジコン・カーの製作 –知久 健、pp.91-96」をまるまる作成してみました。これから何回かに分けて、作成の注意点などご紹介したいと思います。

今回は、必要だった材料をご紹介します。

とりあえず、電子部品を揃える。

まずは、購入した電子部品のご紹介。モータ・ドライブ基板の回路部分の材料です。今回は、マルツパーツ館WebShopで購入しました。

  • 【TD62004APG】トランジスタアレイ x 1
  • 【TA7291P】bridge driver x 2
  • 新日本無線 【NJM7805FA】3端子レギュレーター(+5V出力) x 1
  • 【CC DC50V104】セラミックコンデンサー 0.1μF x 1
  • 日本ケミコン 【ESRE6R3ELL101MF05D】アルミ電解コンデンサ 6.3V 100μF x 1
  • 【GF063PB503】単回転型サーメットトリマ 50KΩ x 1
  • 【TJC142PL】2.5mmピッチコネクター2ピンL型 x 2
  • タカチ電機工業 【BH-9V-2】BH-9V型006P電池ホルダー x 1
  • サンハヤト 【ICB-88G-PBF】ユニバーサル基板 鉛フリー 72×47mm 片面ガラスコンポジット x 1
  • 【212016NE】ICソケット 板バネ 16ピン(トランジスタアレイ用のゲタ) x 1
  • Linkman 【10PS-MIX】ブレッドボード用JPワイヤー 100mm×10本 オス-メス (基板〜Raspberry Pi接続用)
  • 抵抗 10k x 5
  • LED(なんでもよし、パイロットランプ用)x 1

これらを細々とはんだづけしていきます。006P電池と接続する端子は硬くて外しづらいので、気軽にON/OFFできるスイッチもあったほうがいいかもしれません。

シャーシ、車輪など大きめな部品について。

その他、大きめな部品や電池です。

  • タミヤ 楽しい工作シリーズ No.167 シングルギヤボックス 4速タイプ x 2(後輪と接続)
  • タミヤ 楽しい工作シリーズ No.172 ユニバーサルプレートL 210×160mm x 2
  • ELECOM ガラスレンズ搭載Webカメラ 130万画素 マイク内蔵 LEDライト搭載 ブラック UCAM-DLK130TBK x 1
  • iBUFFALO Android対応モデル USB2.0ハブ 4ポートタイプ(ACアダプター付) ホワイト BSH4AUM01WH
  • 【MYU-004】50mmタイヤセット(3mm六角シャフト用) x 2(後輪)
  • 無線LANドングル(GW-USValue-EZなど、Raspberry Pi稼働確認済みのもの)
  • 携帯電話の充電池(eneloopなど、5V1A程度出力可能なもの)
  • キャスター自在車(前輪用、なるべく小さいもの)
  • panasonic 【6LR61XJ/1B】アルカリ乾電池9V形

以上でパーツの紹介です。次回は電子工作のご紹介です。注意点などを記載する予定です。

Kindle Paperwhite使ってます

Kindle Paperwhite 3G使っています。これは「素晴らしい」の一言。ただ本を読むだけではもったいないので、色々と使っていこうと思います。

例えば、プリンター代わりとか

Amazon純正のSend to Kindleというアプリとか、プラグインを入れれば簡単に自分のKindleにPDFや電子書籍形式のデータを送信することができます。

Send to Kindle

このSend to Kindleは、AmazonのUSアカウントで使用できます。USアカウントを作成して、アカウントの統合なんかが必要です。ここが結構面倒ですが、わからない場合はカスタマーサービス(日本)に電話一本です。

プラグインを入れると、下記のようにWebページを簡単に電子書籍形式にして、Kindleに送信できます。後で読みたいページなんかに便利です。

全画面 2012 12 23 7 44 2

ただ、上記の方法だと、画像なんかは省かれてしまいますので、そういう場合はアプリ版のSend to Kindleをインストールしておくと、PDF形式で送信(印刷)できます。プリンタとしてSend to Kindleが現れます。

スクリーンショット 2012 12 23 7 58

 

メールでも気軽に転送 

メールでも気軽に送信することができます。Kindleを購入すると、***@kindle.comというアドレスが与えられます。これに

  • Microsoft Word (.DOC, .DOCX)
  • HTML (.HTML, .HTM)
  • RTF (.RTF)
  • JPEG (.JPEG, .JPG)
  • Kindleフォーマット (.MOBI)
  • GIF (.GIF)
  • PNG (.PNG)
  • BMP (.BMP)
  • PDF (.PDF)
  • TXT (.TXT)
形式のファイルを添付して送信すれば、Kindle形式で配信されます。PDFについては、通常はPDFそのままで送られますが、タイトルに「変換」と書いて送れば、PDFがKindle形式に変換され、より読みやすい形で配信されます。

PDFのマニュアルなんかはどうする?

仕事でも使いたい。例えば、いつも手元においておきたいマニュアルや論文ですね。これらはだいたいA4サイズなので、上述した方法でそのままPDFで送っても見づらいし、Kindle形式に変換して送信してもイマイチなことが多いです。そこで事前にPCでレイアウトを変更して送信することをおすすめします。

フォーマット変更ツールとして私が見つけたのは、k2pdfoptです。コマンドベースのツールですが、これがかなり便利です。

ダウンロードしてきて、例えば、コマンドラインで

$ ./k2pdfopt template.pdf -mode 2col -n -m 0.4,0.4,0.4,0.4

と実行すると、下記のように整形されます。

スクリーンショット 2012 12 23 13 08 

↑これが

スクリーンショット 2012 12 23 21 45

↑これになります。これは超便利。

また、

$ ./k2pdfopt template.pdf -mode fw -n -m 0.4,0.4,0.4,0.4

のように、モードを変更すれば、下記のようにPDFを適当なところで横に切ってくれます。

スクリーンショット 2012 12 23 21 48

この場合は、Kindleを横に向けて見ることになります。コマンドの詳細はk2pdfoptのページで紹介されています。上記以外にも、OCR対応など、様々なフォーマットに変換してくれるようです。

Mountain LionのLionへの上書きインストール vs クリーンインストール

Mountain lionのインストール方法について、2通り試してみました。

  • Lionをクリーンインストール後に、Mountain LionをApp Storeからインストール
  • Mountain Lionをクリーンインストール

手持ちのマシンはMacBook Air Late 2010。

Lionのクリーンインストール後にインストールした場合は、ディスク使用量8,814,720KB。クリーンインストールした場合は8,346,092KB。500MB弱違うのか。容量の少ないMacBook Airにはやっぱりクリーンインストールかな。。。ちなみに今は、移行アシスタントも使わず、全て一からインストールしてます。すっきりして良い感じ。

オットージャパン/電子透かし技術を採用したカタログ発刊 | 流通ニュース

オットージャパンは6月18日、大日本印刷(DNP)の協力のもと、通販業界としては初となる、電子透かし技術を採用したカタログ「オットーウィメン」を発刊する。

via ryutsuu.biz

電子透かし、じわりじわりと来ています。

速報:サムスン GALAXY S III 発表、4コア Exynos & 4.8型HDスーパー有機ELディスプレイ採用 – Engadget Japanese

ロンドンで開催中の Samsung Mobile Unpacked 2012 イベントで、サムスンが今年のフラッグシップ Android スマートフォン GALAXY S III を発表しました。主な仕様は 4.8インチ 1280 x 720 HD Super AMOLED (有機EL) ディスプレイ、先に発表済みの 4コア1.4GHz 駆動の Exynos 4 Quad プロセッサ、1GB RAM、16GB / 32GB / 64GB 内蔵ストレージ、microSDスロットなど。

via japanese.engadget.com

次期iPhoneもここから占えるのかな。有機ELは魅力的だなぁ。画面は今のままでいい。